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バレイ・パントマイム 《ヒヤシンス姫》 ※ 油性色鉛筆を使用
Poster for Princess Hyacinth (1910年 or 1911年の制作)
バレエ・パントマイムはある鍛冶屋の夢の物語、1911年9月にプラハ国立劇場で初演
鍛冶屋は夢の中で、娘ハニチカは魔術師に攫われ「ヒヤシンス姫」になるという物語
大きな椅子に悠然と腰掛け真っ直ぐ見つめている。頬杖をついた右手は、鍛冶屋の娘であることを強調するためか非常に逞しく描かれて、スラブ風衣装や左手の輪、花冠にヒヤシンスが描かれ、後の円の中には鍛冶道具、錬金術師の器具、冠など物語の登場人物が描かれている。