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装飾の魔術師 ミュシャ ぬり絵にチャレンジ

渓斎英泉 女は花である マスキングインクの練習をする

2023/01/30   今日も寒い日であった

午後から「マスキングインク」を使う練習をしてみた

線画は 渓斎英泉 浮世絵のような原画から作成した(下)

渓斎英泉 線画0


この絵で何故 マスキングインクを使うのか
この絵は雪が降る場面で そこに人物が歩くかのよう
一度に同色を塗るとき 例えば傘には雪が積もり 白い部分を残して置きたい
樹々には 雪が吹き付けられているような場面 雪そのものも同じです

マスキングインクは乾燥すると指でゆっくり擦ると取れます
でも筆で塗ると 筆がダメージを受けます 溶かし液に付け筆を保護したりします
筆が溶液で固まり没を覚悟する

【マスキングインク(液体)】
マスキングインク



マスキングインクを塗った線画
ほぼ残したい部分にインクを塗るのに約1時間(練習のため雑に塗った)
塗った部分には薄いブルーの色が付く
面倒な手作業です
渓斎英泉 線画1



塗り終えて
実に面倒な手作業となる マスキングインクは乾燥しやすく
インクの蓋を開け閉めしながらの作業
白い雪の表現が容易となり止むなしでした

インクを塗った処は 色付けした後 私は指先で擦り 取り除きました
紙質により紙が付着する場合もあり 少し高くつくぬり絵です

女は花である

作者:渓斎 英泉(けいさい えいせん)  狩野派の浮世絵師
題名:女は花である(?)
A4上質紙・水彩ペイント+水彩色鉛筆

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