2023/01/15~18 小倉百人一首より 小野小町を
平安時代の女性が羽織った着物は華やか
でも塗る時には柄に気を使う
この絵にはたぶん下記のように記されていると思う(間違っているかも・・)
「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」
読みは
「はなのいろは-うつりにけりな-いたつらに-わかみよにふる-なかめせしまに」
小野小町のこの句は、百人一首(9番)だけでなく古今集(春・113番)にもあります
ー 現代風に訳すれば
「花の色は色あせてしまったことよ
長雨が降り続く間に
私の容姿も衰えてしまった
物思いにふけっているうちに」
※花:桜を指します
私がまだ学生の頃 お正月といえば 必ず家族で
百人一首のかるた取りをしました
今日は父の事を思い出し懐かしかった
節季を大事にされていたことに敬服する
着物の色は想像で塗った
A4上質紙・水彩色鉛筆
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