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ミュシャが母国に戻り描いた作品はモラヴィア色濃いそのような絵を塗る事にした
【この絵の背景を少し記しておこう】
第1次世界大戦終まじか1918年 チェコスロヴァキア共和国が誕生する 300年もオーストリア(ハプスブルク帝国)の支配から独立しました(現在はチェコとスロヴァキア)
このポスターは『独立10周年を祝うポスターの少女は10歳に成ったチェコスロヴァキア共和国』を表す
母国チェコスロヴァキア時代のポスターの多くで少女が登場、チェコスロヴァキア、モラヴィア、プラハやスラヴ民族を『少女の姿』で象徴している
少女の後ろから青いガウンの女性が祝福の花輪を、スラヴ菩提樹の葉を頭に飾る女性はスラヴ民族の理想を女性の姿で表現するスラヴィア、ここではスラヴ民族を表している
ガウンの青い色にはスラヴ民族は一つというメッセージが込められていると同時に青いガウンは聖母マリアの象徴で幼子イエスをまもるマリア様
この絵の成り立ちを本から読み取ると スラブ民族気質など複雑な意味が込められている
「花輪」 「少女のヘアーバンド」 は重要な意味を持っています
題名:チェコスロヴァキア独立10周年
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